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高森明勅
2016.1.8 08:07

「昭和」最後の日

1月7日、昭和天皇祭。

あの日を思い出す。

当日、私は外泊。朝一番で昭和天皇の崩御を知った。

直ちに家内に電話を入れ、東京駅に喪服を持って来て貰う。

大丸でワイシャツを買い、その足で皇居へ。

小雨の中、既に多くの人が弔問記帳の列に並んでいた。

街角の 弔旗を濡らし 染み透る 民の嘆きと 冬の雨降る
神代より 変はらぬ嘆き 今にあり わが大君は 神上がりましぬ

その時に私が詠んだ拙い挽歌だ。

高森明勅

昭和32年岡山県生まれ。神道学者、皇室研究者。國學院大學文学部卒。同大学院博士課程単位取得。拓殖大学客員教授、防衛省統合幕僚学校「歴史観・国家観」講座担当、などを歴任。
「皇室典範に関する有識者会議」においてヒアリングに応じる。
現在、日本文化総合研究所代表、神道宗教学会理事、國學院大學講師、靖国神社崇敬奉賛会顧問など。
ミス日本コンテストのファイナリスト達に日本の歴史や文化についてレクチャー。
主な著書。『天皇「生前退位」の真実』(幻冬舎新書)『天皇陛下からわたしたちへのおことば』(双葉社)『謎とき「日本」誕生』(ちくま新書)『はじめて読む「日本の神話」』『天皇と民の大嘗祭』(展転社)など。

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